回る回るよ時代は回る
レコード持ってるけど、頻繁にターンテーブルに載せることのない、中島みゆきさんの初期のLP。
"夜たま"鍵盤のひらぽんが、デジもんでくださるので、このところちょくちょく聴くのですけれど、
今日も、スタジオの時に、数枚分差し入れてくださったので、また聴いているのですけれど、
二十代の、鬱々悶々としておりました頃、
基本、聴くのはジャズでしたが、その狭間に、みゆき様やら陽水さまも聴いていたわけでありまして、
今、改めて聴いて痛切に思うのは、
当時の己の心象風景が、まざまざと蘇るのでおぞましい。と、いうこともあったりするのではありますが、
それはそれとして、
ネットと、携帯電話、スマホが、人と人の、男と女の関係を、良くも悪くも、変えてしまいましたよね。ということ。
誰かと繋がるには、固定電話のみ。その固定電話も、ひとり暮らしの貧乏学生、当初は持っていなかったわけで、
恋愛というものに至る段取りも、面倒だったわけで、
でも、かつての方が、良かったんじゃないかいな、と、思うこともないではなかったりで、
とは言え、
いわゆるひとつの屈託の塊だった青臭い青年だったオレが、今の時代に十代後半から二十代の時を送っていたとしても、
モテなかったことに変わりはなかろうと思うわけで、
結果、
携帯もスマホもない中、今、ごっつ変わった相方(笑)と、一緒に暮らしたり音楽やったりしておりますが、
そこに至るまでの手続き諸々異なるだけで、おんなじかもしれん。
要は、人間関係男女関係、その構築は、それを媒介するところのメディアには影響されない、
別のところで動いているのかもしれません。
むふぅ。