なんでこうなるの?

世界88カ国でリサーチ・サービスを提供しているらしい、


「イプソス」なるものが、世界28カ国で行ったリサーチ結果というものを、SNSで見た。



「社会が進歩するために、社会主義的な理念は重要な価値を持つ」に賛同した人が一番少ないのは圧倒的に日本(21%)。
アメリカ(38%)よりも低い。てか最低。


共産主義社会主義というのは恐ろしいということだけが刷り込まれていて、
社会主義的な理念」というのが、何を意味しているのか、わかってないのだろう。


そして、



「教育は無償であるべき」でも最下位(64%)。


「国内に暮らす全ての人が、無条件に一定の収入を得る権利がある」でもダントツ最下位(38%)。5割を切ってるの日本だけ。


さらに、


「無料の医療サービスは人権の1つである」でも他の追随を許さず最下位(47%)。


なのだそうで。


各方面で行われている別のアンケートでも、


世界的に、先進国では廃止の方向に向かっている「死刑」という制度に対して、それを必要だと思う人、常に8割を超えておりますし、


そりゃ、国民主権基本的人権を白紙にしたがっている人権意識の欠落した連中に権力握らせてるの、おかしいと思わないわけです。


「美しい日本の私」
ノーベル文学賞を授与された川端康成が、ストックホルムスウェーデン・アカデミーで行われた授賞記念講演のタイトルですが、


「あいまいな日本の私」
同じく、ノーベル文学賞を受賞した大江健三郎による受賞記念講演のタイトルですが、


次に受賞する日本人作家がいるとしたら、


「情けない日本の私」
というタイトルで講演をするのがいいのではないかと思うのでした。


んがくく……。