続・医療費に不信感

5月8日の当ブログで書いた、


「医療費に不信感」


今まで喘息の薬を処方して貰っていた医院の明細、診察なしの薬の処方箋書いて貰うだけで、


毎回支払う金額が、
初・再診料 125点、医学管理費 225点、投薬 86点、 計436点で、1,310円。


前回、風邪で診て貰った近隣の医院、喘息での診療ではなかったにせよ、
初・再診料 282点、医学管理費 0点、投薬 70点、 計352点で、1,060円。


ということで不信感を抱いたという話だったのですが、


今回、いつも処方して貰っている吸入ステロイド薬が切れかけているので、
近隣の医院に行って、「こちらで処方して頂けませんか?」と頼んだところ、「いいですよ、処方致します」
「どうせなら、今までと同じ薬がいいですよね。向かいの処方箋薬局に置いているかどうかがわからないですが」
と言われ、結果、置いてなかったので、「お取り寄せします」と言われたのですが、取り寄せて頂けるなら問題なし。


で、薬そのもののお値段がどうなるかは、明日にならないとわからないのですが、


近隣の医院の診療費、
初・再診料 125点、医学管理費 0点、投薬 68点、 計193点で、580円。


今まで処方して貰った医院と、同じことをして貰って、480円も安い。


投薬料にも差があるけれど、問題は「医学管理費」。片や225点を計上、片や1点の計上もなし。
で、ググってみた、調べてみたら、


  慢性病で薬をもらわれているならば、特定疾患療養管理料を取られていると思われます。
  きちんと患者さんに対して説明などしている医療機関でのみ算定可能な料金です。
  但し、算定要件を満たしてない場合も、患者には分からないので、自動的に取っている医療機関が多いのが現状。
  無診察投薬そのものも違反行為ですが、きちんとした管理や説明が無いのに特定疾患療養管理料を取るのも、本当はしてはならないこと。
  そもそもこの料金は、200床以上の大きな病院では0点(設定がない)。どんなに病態解説をしても無料。
  100から199床の病院87点。100床未満の病院147点。開業医225点。と、とんでもない差がある。 
  まったく管理も何もしてなくて 病名をつければ取れるので 自分が思ってもいないレセプト病名をつけて算定しているところもある。
  要は、風邪をひいたから胃薬がほしい → 慢性胃炎の病名をつければ、管理料が取れる。ということになっている。
  開業医優位の料金設定から 開業医のチップと俗に言われており、不正請求の温床となっている。


というわけで、


ま、喘息は慢性疾患ではありますけれど、毎度毎度、診察なしで、投薬の処方箋だけ書いて貰っていたわけですから、
 

これって、毎回、500円近く、ぼったくられてたってこと、
3割負担ですから、実際は、2,250円のチップを払い続けていたということになる。
近隣の内科小児科に比べると、目眩がするほど患者さんの数多くて、スタッフも大人数、
いつ行っても、診察を受けようとするならば1時間待ちは当たり前の医院なんですが……。
一日50人強の患者さん全員から、2,250円ずつ取っているということは、一日に10万円強のチップを強制的に取っている……。


というわけで、


「医療」関係の闇は深い。市井の人たちから、ぼったくれるところはぼったくっている。


にもかかわらず、


世間の人々は、公務員は優遇されていると叩きまくっても、医者が儲けすぎていると叩くことは決して致さない。


どーしてなんだろね?


コームインはバカだが、医者は賢い。とでも、思っているのでありましょうか?


薬の値段が、処方薬局によって違っていることがないのかどうかは、


明日の報告を待て!(笑)