ガッデム!

35年間、


無事故無違反だったのですけれど、


今日のスタジオ帰り、大雨降ってる中で、


梅田通って帰るの、視界悪い中、クルマ多いのヤだから、


福島方面回って帰ろう。


と思ったのが、あとから思えば、そもそもの間違い。だったのか……。


別に、違反したつもり、まーったくない中で、後ろからパトカー。


「止まりなさい」と言うので、路肩に止まって、窓明けて、「何しました?」と尋ねると、


「信号無視」だという……。


「ここ、あんまり通ることないですか?」と言われて、「ないですよ」。


要するに、紛らわしい「信号機」なのだということ。それを警察も認識しているということ。


よくわかんないまま通過して、罠にかかる運転者多いから、張っているということ。


まんまと罠にかかったのでした。


ガッデム!


授業で読んでるテキストに、


「秩序というものは、人々に平和と幸福を与えるためにあるのですが、
 それを要求する側が、無反省だったり、傲慢だったり、機械性の中でそれを行う場合、それは暴力性を帯びるのです」


という箇所があるところ、交通違反を検挙する警察が、如何に無反省で、傲慢で、機械的であるのかということを、


例に挙げて話していた直後であるだけに、


罠にかかった自分が情けない……。


警察官の丁寧な物言いの中にある、「罠にかかりやがった。しめしめ」という感じに、


腹が立つ。


「残念でしたね」という、その感じに、


腹が立つ。


2点減点、罰金9,000円。


交通警察官の、ノルマに貢献した自分に、


腹が立つ。


今日の減点が、任意保険料にも影響するんだぜ。


不注意だと言われればそれまでなのだが、


ガッデム!