情けは己のためならず じゃ

ニンゲンという生き物、


もともと、人のため、誰かのためにと始めたことであっても、


いつの間にかそれが自身の目標目的にすり替わると、


「我執」というものが外に出始めて、ブレーキを踏めなくなったりする。


周囲がそれをどう見ているか、思っているかが、わからなくなってしまったりする。


ま、アタマから自分と自分の周囲のことしか目に入っていない人たちに比べると、なんぼうもマシだけど。


「我」よりも、「バランス」が大事と思いたい。


この国には「ボランティア」というものを、


やって貰う側は「ただで使える労働力」、やる側も「生きてくための点数稼ぎ」と捉えてはばからない人、多いのですけれど、


「情けは人のためならず」とは言いますが、


かけた情けが、たとえ巡り巡って自分のところに戻って来なくても、それでもいいや。別に期待してないし。


というぐらいの姿勢でいるのが丁度いいと思うのでした。


うん。