それでいいのだ

定年まであと4年半、


有給休暇なるもの、最後の年まで温存していたところで、すべて消化できるものでもなし、


今年から、取れる時には気にせず取ってやるのねん。


と、久々に長い夏休みを頂いて、


今夜はあちら、明晩はこちら、と、ライブ三昧決め込むつもりが、


今日は「バベルの塔」、明日は「怖い絵」と、決め込むつもりが、


ここに来て、


余命宣告3ヶ月のところ、1年4ヶ月元気でいてくれた、毛玉末娘が不調……。


日がな一日、見守ることに……。


飲まず食わずで5日目、今日も「点滴」(と言っても、人様の長時間かかる点滴とは違って注射なのですが)で長らえながら、


青息吐息で横になっている様子を伺いながら、「抗生剤」の効果に奇跡を待つという……。


母子感染で先天性のウイルスもらってた兄妹だけど、


「よぉーしわかった!」と、引き受けた命ですから、


最後の最後まで、相方と一緒に、見届けるのであります。


別に、なぁんの得もしやしないのですけどね。


それでいいのだ。