お別れは突然やって来て、すぐに済んでしまった

治療しなければ1ヶ月、治療しても余命3ヶ月と言われた命、


覚悟はできていましたが、


みちろうの時とおんなじで、お別れは突然やって来ました。


静かに寝ていた中、苦しげに呻いたので、


相方が抱きかかえてやった、その腕の中で、静かに眠るように逝きました。


2017年8月16日23時20分、「ゆめ」2歳4ヶ月でした。


病気がわかったのが1歳時。闘病の方が長い現世の時間でした。


1年と4ヶ月、病と闘いながら逝きました。


どうして、ウイルスとかいう悪者は、幼い命を蝕むんだろうね。


くだらなく、腹黒い人間でも、自分の得にならないことはしないのに。


何か、得になることでもあるのかな?


でも、みちろうもゆめも、その最期を、ボクと相方が両方揃っている時を選んでくれました。


みちろうはボクの誕生日を、ゆめはお盆の終わりを。


「迎えに来ないでね」と、頼んだのに、迎え火焚いたりしなかったのに、やっぱり、この日に迎えに来たんだね。



キミたちと会えて良かった。


苦しいこととか、痛いこととか、なんにもないところで、


ふたり一緒に、ずーっと遊んでてくださいな。


そのうち、ボクも、


会いに行くから。


さ。