音に魅入られた人々
ここ十年余り、
生活の半分を、
「音楽」が占めている。
全部じゃないのが玉に瑕なのだが、半分以上を占めている。
世間には、
年に2、3度、適当な会場を借りて、仲間や友人を集めて、ライブなどやらかして騒ぐ。
という選択肢の中で音楽をやっている人もいる。それはそれで、オーケー。悪いとは思わない。
それでいて、技術ということでいえば、達者な人はたくさんおります。
のだけれど、
ボクは、「音楽」というヤツを、
未知のお客さまを前にして、オリジナルな楽曲を演奏して聴いて頂くという立ち位置でやっている。
音楽で飯を食えてる人がミュージシャン、飯は食えてないけれど、音楽に身を捧げてるヤツがバンドマン。
てな感じかも知らん。
早川岳晴、言わずと知れたミュージシャン。30数年前から知っている聴いている。
そんなベースマンと、
ドラマー山本将弘氏がふたりで何やらやらかすという。
素敵じゃないですか。
素敵だから、行って来ました。
ベースとドラム、ふたりの奏でる音は、自由で、力強かったのでした。
「京都烏丸パーカーハウスロール」には、
音楽に身を捧げているバンドマンたちと、そんなバンドマンの奏でる音をこよなく愛する人たちが、
集まっていたのでした。
暖かな夜でした。
帰りの阪急電車は、寒かったけど。 ね。