煙草やめても出るじゃん

ちびーずの具合もさることながら、


実は、自身の抱えている「喘息」がここ数日、なかなかに聞き分けが悪い感じでございまして、


量を加減しながらも、止めるに至っていない「吸入ステロイド」を使用しているにも関わりませず、
夜中に目覚めては、ゲホゲホ。 ゲホゲホで、眠れなくて、悶々。 という日々。


願掛けするよな柄じゃねーのですけれど、自身の「喘息」のことも鑑みて、


「ほぼ禁煙」というのを致してみている。


元々、三十代、ほぼ止めていて、四十代になって、世間の風当たりの強さに逆らって、またぞろ嗜むようになった煙草。
普段は、1日に3〜5本。外に呑みに出た時、7〜8本というライトスモーカーなので、
実は、止めるのそれほど難しくないのですけれど、


それでも、1日に1〜2本は、吸いたくなるのですよ、これが。
これを書いているまさに今が、その感じ。


  今日からは赤い爪 あなたに見せない 透き通る桜貝 あなたの好きな色
  一日に二本だけタバコを吸わせて 珈琲の昼下がり あなたを待つ夜更け
  群れから離れた男と女が 子羊みたいに肌寄せ合って
  どこかで忘れた青春の飾り物 探しているよな 東京物語


阿久悠ですが、


この歌を口ずさむ感じ。


ベランダに出て、シケモクでも吸ってやろうかと思ったら、灰皿きれいに掃除されていて、一本のシケモクもございませず、


どこかで忘れた青春の飾り物、


探しに行こうと思います……。