ふらふら歩きよろよろ生きる

蛇蝎の如く嫌う人のいる朝日新聞、本日の朝刊、オピニオン面。


未知の人であった、作家・中村文則氏の文章読んで、
締めの部分で、幾分とっ散らかっている印象がないではなかったものの、


ここ数年、「きっとこういうことなんだろう」と思っていたことが、明け透けに書かれていて、
やっぱ、そーだよな。と、将来未来について、ダークな気分になりながら出勤すると、


生徒たち新年初登校の日の全校集会で、


「今日は、話は致しません。これから受験に向かう3年生のみんなにエールを送ります」と、校長がギター抱えて歌うのでした。


『栄光の架け橋』 by ゆず


好きな方もいるのでしょうが、


あきらめないで、迷わず進もう、希望に満ちた空へ……、
なんちゅこと、オレは、口が裂けても言えません。口が裂けたら痛いです。あがが。


頑張っても叶わないこと、どうにもならないこと、ってのがあるわけで、
そのことをわかった上で、そのことを引き受けながら、じゃ、どーすべぇ?ってこと考えること方が大事ですよね。


応援ソング、好きな人たち多いようですが、元気をもらったりするみたいですから、
趣味の問題ですから、それはそれで別に、いーですけれど、


そんな、体育館に集められた逃げることの出来ない1000人超のティーンズ前にした演奏を目にした夜、


今年、お初のライブハウス詣で。行き先は「HARD RAIN」。


昨年、つたないオイラと絡んでくださったドラマー・"ジェン3ダース"氏と「HARD RAIN」の主、加納さんのユニット、
振り絞り、叩きつけ、投げ捨て、のたうつ、"ZETTAI"
異国情緒にたゆたいながら、現実にブーメランしてくる"アサオカ01"
POPだけど、変化球ばかり投げ込んで来る"ネコグルマ"
ロックンロールお馬鹿"モンスターロシモフ"


おたんこなすな人たちはみな、誰ひとりとして、「頑張ろう、頑張れよ」。なんてこと口にしないのでありました。
駄目な自分は、駄目だなぁと知りながら、ふらふらよろよろ生きてますよってことを歌っているのでありました。


飛び降りるしかなかったオンナの歌を唄ったりもしているのでありました(爆)
でも、そっちの方が、リアルだよね。


が、自らお金払ってそれを見聞きした人は、朝、体育館に集められた人々の百分の一くらいなものでした。


でも、ふらふらよろよろ生きてるヤツらと一緒に、ふらふらよろよろしてるのは、


楽しかったのだった。


ノー・フューチャー・フォー・ユー♪  わははのは。