サブウェイ・パニック

ギターとエフェクターケース載っけたキャリーカートごろごろ転がして、


えっちらおっちら、地下鉄でスタジオに行くのが新鮮。


とゆーか、慣れない(笑)


地下鉄に乗ることそのものが、非日常なので尚のこと。


で、


今更とは申せ、


車内に、


ジャンプか、マガジンか、サンデーか、何かは知らんが、


あの、背表紙が四角くて分厚い、少年漫画雑誌を読む、いい歳こいたおっさんたち多数。


四十男が購入して読むほどのものが、果たしてそこにあるのだろうか?


見たところ、スーツの襟に社員証など付けている、しっかりした企業に勤めている者どもであるよーですが、


なぜ、少年漫画雑誌なのか? 読むべきものがあるなら教えて頂きたいものである。


そして、バイト帰りの大学生と思しき若者たちは、スマホでゲームに熱中してござる。


そのゲーム、そんなに面白いのかしらん?


てか、


おっさんたちも、若者たちも、おしなべてカッコ悪ぃ……。


オレは、あんたたちみたいにはなりたくねー!


などようのこと思う、よれよれのシャツにスタジャン羽織って夜の地下鉄に揺られている、


特に他人様から見てカッコいいわけでもなさそーなオイラはどうやら、


世間との距離が、ますます開いているようである。


近づきたいとは、一向、思わないですが。


そんな、世間とは関係のないところで、


4日後は、レコ発です。


マージナルなところで、世界のはじっこで、愛を叫びます。


届く人に届けようと思います。