手をつなぎたくなる?

自分じゃ、んなこと思ったことなかったのですが、


このところ、ちょくちょく、


「きれいな手してますね」と、他人様から言われます。


覚えているところでは、


先日、隣りに座って呑んでいた、"石の拳"の林っさんから、「コーイチさんの手、きれいやねぇ」と言われ、


今日は、ウチにやって来てはほたえて帰る、ご近所のもうすぐ小5、まだ小4のクソガ、あいや、坊っちゃんから、


「きれいな手ぇやなぁ」と、言われた。


オレの手、きれいなのか?


デスクワークというよりは、本編は立ち仕事、喉仕事、肉体労働にほど近いとは言いながら、腕や手を使う力仕事は致して来ませず、


かつて、「チャーミーグリーンを使えば〜、手をつなぎ〜た〜く〜なる〜。わはは♪」なんちゅ、TVCMもございましたですが、


大量に注文の入った唐揚げを、油の鍋から素手でほいほい掴み揚げるような荒業を駆使するバイトをこなしていた(笑)


独身時代はいざ知らず、相方と暮らすようになってこの方、水仕事を初めとする家事労働の類もほとんど致して来なかったというその歴史が、


この手に現れているわけで、


50過ぎのオッサン、手がきれいだと言われて、喜ぶべきことなのか、恥ずべきことなのか、よくわからない。


そもそも、ギター弾きやら、ベース弾きという生き物、


指もちぎれんばかりに、血だらけになりながら、弾きまくってきたというその歴史が作り上げるのか、


節くれ立ったごっつくてぶっとい指で、ぐわしぐわしと弦を押さえたり引っ張ったりはじいたりしている印象がございますのですが、


こうなったら、


世界一きれいな手のギター弾きを目指そうかしらん?


なぁんてことは、


じぇんじぇん、思いませ〜ん。


うくく。