どうしようもない恋の唄

前にも書いたことがあるように思うのですが、


極めて恣意的に、日本語ロックにおける3大ラブソングを数え上げますと、


1.どうしようもない恋の唄 by THE ROOSTERS
2.GIRL FRIEND by THE ROOSTERS
3.ラブレター by THE BLUE HEARTS


ということになるのではありますが、
THE ROOSTERSから2曲も入れるのかよぉ。という声に対しまして、


スローバラード by THE RC SUCCESSION


は、別格なのではありますが、


細かいことを言うと、あれやらこれやら何やらかにやらイカやらタコやら、素敵なラブソングは他にもぎょーさんあるのですけれど、
そもそも、流行歌というのは、ロックにしろ歌謡曲にしろ演歌にしろ、大抵がラブソングなのですけれど、


「GIRL FRIEND」はちょくちょく、そのカバーを披露させて頂いているとはいえ、


周知の通り、


我が、"The Monkey Business Extra Light"の持ち曲に、


強いて言うなら、そう呼べなくもない曲がないわけではないとは言え、
男が思うオンナの歌も、女が思うオトコの歌も、「ラブソング」と呼べそうなものはございません。


若き日に、


オイラが恋に焦がれることになる相手は一体どこにいるのでありましょーか?


とか、


オイラの恋する可愛いあの子は、今、どこで何をしておじゃるのでありましょーか?


などようのことを想いながら過ごしてた、あの日あの時あの頃の心根や感情というものを、ヴィヴィッドに抱き続けることは大切なんじゃないだろか?
相聞歌こそが、人が唄うべき、唄われるべき、最大最良のテーマなのではなかろうか?


オレの好きな周囲のバンドマンも、みな「恋の歌」唄ってはりますやん。"夜の水たまり"にも「ラブソング」はたくさんありますやん。
歌唄いとして、持ち歌に「ラブソング」のひとつぐらいあってもいーんじゃないの?という気分が沸き起こって参った今日この頃、


上手くすると、


来るべきワンマンにおいて、モンビジ初の「ラブソング」が披露できるやも知れません。


下手をすると、


またぞろ、マイノリティの悲哀や、厭世的世界観を標榜してしまうだけになるかも知れません。


今頃どこで何をしておじゃるのか?と、思ったことのある相手が、隣でウッベをはじいておりますが、


それはそれ、ということで(笑)