VAMPIRE!
というバンドさんが京都にございまして、
昨日、"虹色エレジー"マーチンさんが、"VAMPIRE!"バンドTシャツを着用していたのですが、
それはともかく(笑)
ガキというのは、だいたいにおいて怪物好きと相場が決まっているのではありますが、
とりわけ、"吸血鬼"というキャラに心惹かれていたアタクシ、
小学生にして、ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』(創元推理文庫)を読むという暴挙に及んだことを思い出す。
不死と引き替えに背負っている苦悩や屈託が、何とも怪しく美しい。
耽美とか頽廃というコトバは、"吸血鬼"にこそふさわしい!
と、小学生のアタクシはこのようなコトバで形容する能力をまだ持ち合わせてはいませんでしたが、
ま、そんな感じ。
自身がモンスターになるならば、狼男やフランケンシュタインの怪物、半魚人やミイラ男ではなく、疑いようもなく"吸血鬼"と思ったわけで、
だもんで、"吸血鬼"関連関係の映画も、当然いろいろ観ているわけで、中でも、
毀誉褒貶あったようだが、ニール・ジョーダンの"インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア"は、お気に入り。
なのですが、
先頃上映された、ジム・ジャームッシュの最新作、"オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ"
主人公が、アングラ音楽シーンで活動している弦楽器奏者にして吸血鬼。
ただでさえジャームッシュ・フリークなアタクシ、観ないわけにはいかんでしょ?と、思いながら、劇場公開見逃した。
ら、早速DVDが発売されておったので、押っ取り刀でネット買い。すでに届いているのだが、
どうせ観るなら、これもジャームッシュ・フリークな相方と一緒に観るべし!
なのだが、
その相方、「今週はライブ週間なのです」と、あっちのライブハウスにこっちのライブハウスと、毎夜毎夜ダンナを放置して出かけているものだから、
まだ観るに至っておりません……。
あ〜、早く観てぇ。ひとりで先に観てやろうか。
うがぎごげ。