損得勘定してますか?
このご時世に、
自身の仕事が電力会社関連企業だったりするから、
「原発」の是非について、自身のアタマで考えることもせず、考えていたとしても、意見を申し述べることもなく、
自身の仕事が、武器製造販売関連関係企業だったりするから、
「集団的自衛権」について、自身のアタマで考えることもせず、考えていたとしても、意見を申し述べることもなく、
自身と、自身を取り巻く人々が、面白おかしく暮らせればそれでよい。
と、いう姿勢で生きているらしい、そこのあなた、
結構な大学で学んで、そこそこ誰にでもできるわけでもないそこそこ高級な仕事をしている、そこのあなた、
そんなあなたが、あなたこそが、
この世の中を腐らせることに荷担している張本人なのだということを、
自覚するべきだと、
ボクは、本気で思います。
安全の保証できないものを、保証できるような顔をして、外の世界に売りつけて稼ぎたくて、
それを稼働するにあたっては、健康を代償にして日銭を稼がねばならない労働者の存在が前提であることを知りながら、
世の中、そういうものだ。むしろ、仕事のない人々に、仕事を供給してやっているのだ。みんなのためだ。
と、思っているあなた、
この国が戦争のできる国になった時、他者に対して武器の矛先を向けることができる国になった時、
戦争の矢面に立つのは、武器を取ることになるのは、
現状では、自衛隊員。
殺し殺し合うことが前提となった時、自ら進んで自衛隊員となるニンゲンがどういうニンゲンか?
そういうニンゲンがどれだけいるのか? を、想像するのはたやすいこと。
武器を取るニンゲンは、早晩、その絶対必要数を満たさなくなる。
満たさなくなった時、それを満たすために国家が必要とするのは、
「徴兵制」
それ以外にないことを想像するのもまた、たやすいこと。
あなたの子が、孫が、武器を手にして、殺し殺し合う世界に旅立つことを決しようとしているのに、
サッカーで、勝った負けたと騒いでいるあなた。
先の戦争でも、自身の子や孫が武器を取ることをうまく回避できた人々がいて、そんな人々の残党が、今の政治を動かしている。
武器を取るのは自分ではない、武器を取るのはあんたたちですよ。オレたちのために身を粉にして戦ってね。
と、ほくそ笑んでいる連中が、この国を殺し合いのできる国にしようとしている。
なのに、
何にも分からないお馬鹿さんと、
自身の子や孫が、武器を手にしないですむやり方を知っている人々は、
何も言わずに黙っている。
わけがわかっていながら、黙っている連中の罪は重い。
自身の損得勘定だけで生きている連中の罪は重い。
恥を知れ。
あんたのことじゃないかい?