さよならは別れの言葉じゃなくて

朝、箱の中で寝ているような顔を見て、花を手向けて、


火葬のお願いに行った。



一日だけだったけれど、ウチに連れて来てやれてよかった。


たくさんいる野良さんの一匹に過ぎないのかもしれないけれど、キミに会えて良かった。


返す返すも残念で、悔しくて、悲しいけれど、


さよなら。


おやすみ、安らかに。


そして、残った者は、仕事始め。


誰のため、何のために働くのか、オマエは何がしたいのか、できるのか?


また、思案しながらの一年。