ダメもとのお願い

このブログ、日々、どこのどなたが何人ぐらい目にしているのか読んでいるのか、
カウンターをつけてはいるものの、それを確認致したりする習慣はございませず、
誰に向けるでもなく、書きたいことをただ闇雲に書き連ねているだけなのですが、


それでも、まあ、そこそこ仰山の方々の目に触れているであろうと、
なかなか難しいのは承知の上で、お願いを。


相方の友人、オーストラリアの方と結婚して、かの地に住まっているのですが、


八十を過ぎた彼女の実家の父君、母君が亡くなられてからグッと衰えてしまわれて、ひとり暮らし。
主にヘルパーさんのお世話になりつつ暮らしておられる。


彼女、父君の病状もあって、介護のため一時帰国しているのですが、


悩みの種は、父君のことのみならず、実家で飼われているワンちゃん。


御歳15歳になる牝の柴犬。体重8キロ強の小型犬。


柴犬の寿命は12歳〜15歳というから、相当な年齢。
なのですが、少々耳は遠くなっている感じとはいえ、足腰丈夫で元気いっぱい。
食欲も旺盛で、散歩にも喜んで出掛ける。


のだけれど、飼い主さんは自身の生活もヘルパーさんに託している介護老人。日々の散歩はおろか、餌を与えることもままならない。
今は、一時帰国している彼女が実家に戻っているからいいようなものの、彼女、いつまでもこちらにいられるわけじゃない。


彼女以外の係累、ないではないが、諸事情あって引き取ってあげられないらしく、
父君が家で暮らせている現状でもワンちゃんの処遇に困る中、父君が入院でもした日には、このワンちゃん、面倒をみてくれる者がいなくなる。


オーストラリアに戻るにあたって、共に連れ帰ろうかと関係各所に問い合わせはしたようなのだが、
ワンちゃんを運ぶには、貨物扱いで、直行便はどうやら使えない。現地に到着してからも、検疫で最低3日、長いと10日前後は留め置きされる。
年齢が年齢だけに、輸送と検疫、そして環境の変化に耐えられるかどうかが心配で、踏み切れない。


かくなる上は、残りの命、あと何年あるかわからぬが、我が家で引き取って余生を見取ってあげようか?
と、あれこれ算段致したものの、我が方の住環境では、なかなかそれは許されない模様……。
取りあえず、相方はこのコの住まうトコロに出掛けて、ゴハンと散歩の手伝いをするつもりのようですが……。


かわいい盛りの子犬ならともかく、
余命いくばくもなさそうな老犬を引き取って、その余生を全うさせてあげようという方がおいそれと存在するとは思いません。


が、ひょっとすると哀れに思って、名乗りをあげてくださる方がいるかも知れぬと思っての、今日のブログ。



純血種というのがあるのかどうかは知りませんが「柴犬」、名前は「めぐ」。
年齢15歳、牝。避妊手術済み。現住所は和歌山県橋本市。15年間、外飼い。普段は犬小屋で生活をしておりました。
食事は高齢犬向けのドッグフード。耳が若干遠い感じはあり、毛に白髪は混じっているものの、現在は健康体。通院投薬等は必要としておりません。
温厚な性格で、人懐こく、ほとんど吠えない。ですが、他の犬や猫と暮らしたことはないので、なじめるかどうかはわかりません。


もし、万が一、関心を持ってくださった方がおいででしたら、ご一報ください。切に願います。