ハッピーエンド

強いて言うなら60年代から70年代の、


イタリア映画とか、フランス映画とか、
商業立国アメリカ(笑)ならば、ニューシネマなどが好みであるわけで、


 ハッピーエンド。円満的解決。


というのは、現実的ではないと思っているアタクシ、


だからというわけでもないのですけれど、


日本のロックの歴史を垣間見ながら生きてきた、生きてきているという世代なのでありまして、
"カルメンマキ&OZ"も、"フラワー・トラベリンバンド"も、"村八分"も、"サンハウス"も、"INU"も、"ザ・スターリン"も、


言うに及ばず、もちのろんで、"RCサクセション"も、


すべてが同時代というわけではないにせよ、通ってきているアタクシなのですが、
その、日本のロック史に大きな足跡を残しているお方たちでありながら、


スルーしてしまっていたものあって、


それが、


 "はっぴーえんど"


ま、他にもないわけではないのですが、


 "はっぴーえんど"


当時は、こんなのロックじゃねぇや。と、思っていたのですが、聴いてみました。
相方もまた同じ理由で、まともに聴いていなかったのですが、聴いてみました。


理由というのは、


これをやってる連中、なんだかんだ言って、恵まれたご家庭のご子息がやってる手慰みじゃないですか。


ということだったのですが(爆)、


プチブルのやるロックってなんなのよ。


ということだったのですが(爆爆)、


恵まれたご家庭のご子息がおやりになった音楽というものにも、それはそれで、


やはり、


先進的かつ斬新なものがございまして、
スマートで、なおかつ、ソフィスティケートされた音というのがありますわけで、


なるほどなぁ……、と、妙に感心致しました。


がっ!


オイラは、地べたを這いずるよーなところから今に至る、


プロレタリアートな出自でありますゆえ、


プロレタリアートなりの、パンク・スピリットを以てして、


音楽というモノをやって行こう、行きます、行くぜ。


と、思ったわけであります。


でもって、


いつの間にやら、我と相方が重ねてきた歳月年月、


映画館に行けば、


シニア割引が適用されるという事実を、とある人から指南され、


いつの間にやら……、だよね、だよな。


と、思いながらも、我々は、


誰からの支援応援が、あろうがなかろうが、


パンク・スピリットを失わず、やって行きます、行こう、行きますじぇ〜!


ハッピー・エンドって何?