弱り目に祟り目

オレとしたことが……、
と、自慢げに言うほど完全無欠な人間ではございませぬが、


オレとしたことが、


長期的展望に立って万事つつがなく進めてきたつもりの計画が、
土壇場になって、詰んだ……。


そこに気付かなかった理由はないではないけれど、オレの見落とし、ミス。
周囲の者も、誰ひとりとしてそのことに気付かず、指摘する者もないまま、今日になって問題が露見。


ある意味、オレのやることだから、オレが進めている話だから、
ダイジョブだろう、何の問題もなかろうと周囲は高をくくっていたのかも知れませず、
すべてひとりで動いていたのが拙かった。


何にせよ、ひとりでやれることは、誰かの手を借りずにひとりでやっちまう。という性分が災いした感がある。


元々、教師という仕事の本分である、授業というの、誰の手も借りず、基本、ひとりでやるものですゆえ、
いつもはそれでいーのですけれども、


ちょいとミスった。今の職場に来て2年目、この職場のやり方ちゅの、一年目で万事心得たつもりで抜かっていた。


プライベートでクルマ引っ掻いたと思ったら、職場でも……。


殺界とかいうヤツかしらん。
占いとかぜーんぜん、信じておりませんですが……。