秋のGⅠですが

昔、桂ざこばが、朝丸だった頃、
このオッサン、まともに落語できるんかいな、という感じだった頃、


「動物いじめ」というネタでよくテレビに出ていた。
特に面白いとは思わなかったのだけれど、ウケているようだった。
このネタで、朝丸は全国区になったように思われる。


当人自身が、動物を虐めたりしそうにないキャラだったから良かったんでしょーが、
それでも、「動物愛護団体」からクレームがついていたらしい。


それはともかく、


無用に動物を虐待して喜ぶ輩というのは、ニンゲンの中でも最底辺に位置するクズだと思っておるのですが、


何をどこまで「虐待」と捉えるのかには難しいところもあるわけで、


「動物園」は「虐待」か? と言われると、「虐待」だと思うのですけれど、
旭山動物園のスタッフの皆さまが、動物たちを虐めているかというと、虐めていないと思うわけで、
完全になくした方がいいのか? と、言われると、即答しかねるわけで、


「ニンゲン」様の医療のために、新薬の実験台にさせられる動物たちは「虐待」か?
と、言われると「虐待」だと思うので、
せめて、「化粧品」の開発のために、動物実験するのはやめにしませんか? と、思うわけで、


養豚や養鶏は「虐待」か? と、言われると、「虐待」だと言わざるを得ない側面があると思うのだけれど、
じゃ、オマエは豚も鶏も食わないのか? と、言われると、そうガツガツは食わないが食うわけで、


「競馬」というのは、お馬さんたちに対する「虐待」ではないのか? と、言われると、
速く走るというそのためだけに、ニンゲンが改良に改良を重ねてこしらえたお馬さんたちに、駆けっこをさせるというのは、
それはやはり、ある意味、「虐待」かも知れませんのですが、「競馬」など、なければないでいいかも知れませんのですが、


お馬さんたちが駆けるその姿見るのが好きなもので、お馬さんたちの抱える血のドラマみたいのも好きなもので、
駆ける姿見るだけにしておけばよいものを、どのお馬さんが早いのかなどいう「当て物」に参加してきたことで、
随分と損を致してきているわけですが、これがなかなかやめられないわけですが、


実は、ここしばらく「馬券」というものから遠ざかっております。
秋のGⅠシーズンになっているというのに、遠ざかっております。


見るには見るけど、予想するにはするけれど、「買わない」という日々。


以前は、そーゆー時に限って、「あ〜、買っとけばよかった〜。ぐぉ〜!」なんちゅことあったのに、
昨今は、予想して眺めていても、見事なまでに、当たらない的中しない。
「おー、買わないでよかったねー!」ばかり(爆)。


ここしばらくで、損をだいぶ回避しております。何も儲かっていないのに儲かったかのような気分(笑)。


「ここぞ!」という時に買ってやる!と、思いながらのここ数ヶ月……、


果たして、「ここぞ!」は、いつ訪れる?