正真正銘アンプラグド

連休中


あれをやろう、これを考えよう。と、思っていたことがなかなかできない。


ニンゲンとしてのデキが拙いからだと思う。
普段、疲労を押して、無理矢理やらかしていることのツケが休みになって回ってくるからか、体調もよろしくなくなって来たりする。


  何ぞ、たゞ今の一念において、直ちにすることの甚だ難き。


と、兼好さんも言っているけれど、その通りなのが実に情けない。


のだが、仕事というヤツにやりたいことを阻まれると、俄然やる気になったりする。
あれだけ低調だった体調も上向いてくる。


どないやね〜ん!と、ひとり突っ込みしながら、夜、スタジオに駆け込む。


ウチのユニット、アコースティックなのだが、その実、純粋にアンプラグドでやっているわけではない。
アンプリファイアして、ハコによっては結構な爆音でやらかしている。


今宵のスタジオ、仕事絡みで、入るの大幅に遅れて一時間延長……、
したはいいが、こちらのスタジオからあちらのスタジオへと移動せにゃならん。
セッティングに時間をかけてるバヤイではない。


ということで、マイクもなぁんにもなしの、純粋な生音&肉声で練習。


してみたら、


結構、いい感じ。生鳴りっていいねぇ。と、認識。
ウッベがもっと胴鳴りするような高級なヤツなら、そのままでもいけるんでねぇべか?と、思う。


ご承知の通り、生音というのは、誤魔化しが一切と言っていいくらいに利かない。アラが目立ちまくる。
にして、いい感じだったというのは、それなりに我が方の「腕」がそれなりに上がっているという証拠であるわけで、


まだまだ上積みありますぜ。って感じ。


なんだけど、


スタジオまで出かけて、アンプもマイクも使わずに、生音で練習しているのって、


ちょっと、損をしている感じだったり……。(爆)