後生畏るべし

例の、放っておいたら死んじゃいそうな痩せっぽちの子猫を保護して以来、


落ち着きのない、がさつなオトコのガキんチョどもは、流石に飽きたようなのですが、
飽きてくれて幸いなのですが(笑)


子猫目的だけとは言い難いような状況が生じておりまして、
コドモのいない我が家であるにもかかわりませず、我々は彼女たちの親よりも年嵩のオッサンオバハンであるにも関わりませず、
小学生女子たち、日々我が家に日参しておりまして、


我が相方ながら、


「ここは何か知らんけど、居心地がいい」と、少女たちにのたまわせる求心力たるや、
この人はいったい、何者であるのかしらん? と、思う。


でもって、


子どもたちのネットワークやらコミュニティというの、恐るべきものがあって、
相方の連れ合いであるところのオイラの職業が、「ガッコのセンセ」であるということが、すでにして彼女らの間に知れ渡っているらしい。


今日は、ウチにやってくるお嬢ちゃんと我が相方、メル友になっておりました……(爆)


オイラが帰ってくると、まだ居続けている彼女ら、
「お帰りなさーい!お邪魔してまーす!」と、朗らかに挨拶してくださる。


「ちゃんと、どこに行ってるのか、お家の人に言ってからここに来るようにね」と、噛んで含めてはいるものの、
どこの、誰のウチに出掛けているのか、彼女らの親御さまがわかっているのかいないのか……。


にしても、


子猫ちゃんの医療費やお嬢ちゃんたちのオヤツ代、貧乏所帯には馬鹿になりませぬ……。


のですけれど、


「情けは人のためならず」と、申しますから、


きっと、来世は、オイラも相方も、


ウチのような、慈愛に満ちたお方に保護されて、愛でて貰える、
「家猫」に生まれ変われるものと信じて、日々の営みを粛々とこなしていく所存であります。


うにゃにゃにゃにゃ〜!