狂人日記

先日、「図書委員」の生徒さんたちが、
教員対象の「読書アンケート」ちゅのをお願いに来て、


それに、「おすすめの本」ちゅ項目あって、
ニンゲンちゅのは人それぞれでありますから、不特定多数の皆さま方に何かをオススメするなどいうのは、


暴挙!


だと思うので、ホントはそういうことは致したくないのでありますが、そこはそれ、
ま、オイラの心にグサグサ刺さりまくった「小説」をいくつか挙げた上で、その理由ちゅのも書き添えたのでありますが、


さすれば、色川武大の『狂人日記』は落とせないのでありますが、


奇しくも、


新聞のTV番組欄眺めると、伊集院静の『いねむり先生』をドラマ化、とある。
何度も言うように、しつこく言うように、テレビはほとんど見ないのだが、
これは……、と、久々にテレビ観る。


伊集院静氏の孤独と心の闇は、色川氏によって救われた。というお話。


先の読書アンケートに挙げた諸作品に添えた推薦理由は、確か、


   孤独とは何か? 正気と狂気、生と死について、心の奥深くまで降りて行って見つめてみたい人は、
   思うところがあるんじゃないかな? あると思うよ……。


ドラマ観て、書いたこと間違ってなかったね。 と、思った。