やつらの足音

あっちこっち丁稚で、


面白げなことが行われておりますゆえ、何処にしようか迷った結果、


出演6バンドユニット中、3バンドユニットが友人知人、1バンドは過去何度も対バンした方々。
かてて加えて、ハコのスタッフさんもよく知る方々。


ちゅことで、"HARD RAIN"に突撃。


未知未見の一発目のバンドさんの、リバーブにエコーかかりまくりんぐなギターの音に、
お若いのにレトロですにゃあ……。と、遠い目になったあと、


ジュンコねーやんの書く曲はいつもながら、キャッチーな意匠をまといつつアンニュイかつシニカルでごじゃりましたし、
あいぽんのMCも、いつものようにゆるゆるでごじゃりましたし(笑)、
毎回衣装が違うっちゅのも、ぼんぼん新曲が出てくるちゅのも、やる気が漲っておる証拠。


ドラマー替わってから初見の、昔懐かし「Rough Mutts」
ギターのねぇさんのドスの利いた声に拍車がかかっていたのを聴き届けたあと、


テレキャス携えたりしているから、どーなりますことやらと思った、よしき虫率いる「ザ・ミーミーズ」
オイラが目撃した中で過去サイコーのパフォーマンスでごじゃりました。
ベーシーの張り切りぶりは元より、鶴ちゃんのドラムが見る度に心地がよろしくなっておるのでした。


「THE LADYBUGS」といい、成長していくバンドを見るのは面白い。と、永遠のペーペーが、上から目線(爆)


で、おっとり登壇「オーファンズ」
腹に抱えた石の痛みをモノともせず(爆)、マサヒロさんのドラムはやはり至芸。
今夜は、巨人アサクラにぃさんに一瞥もくれずにマサヒロさんをガン見してやりましたのだった(笑)。


トリの「ものっそ叫び隊」from 香川、その名は知るも初見。
だと思っていたら、登壇したその姿見た途端、前に一度見ていたこと思い出す。
ギタボさんの足元に居並ぶエフェクター群と、それをひょいひょい操作する足技に目を引かれてしもうて、
どないなっとるんですか?手品ですか? 足元の見えない「もそっと後ろで聴き隊」になりにけり。


にしても、


マサヒロさんといい、cherryさんといい、Slabの兄ぃといい、
百戦錬磨の腕っこきドラマーさんを知るにつけ、ドラムレス・ユニットである我がモンビジ、
ドラムを入れなかったのは、それはそれで正解でしたわん。と、思うのですけんども、


Slabの兄ぃと、cherryさんには絡んでもらったことありますゆえ、
いつか、マサヒロさんにも、


  叩かぬなら 叩くまで待とう  ホトトギス
  叩かぬなら 叩かせてみしょう ホトトギス
  叩かぬなら 殺してしまえ   ホトトギス (爆)


今日の日記の表題は、この夜のイベントタイトル。
後付けとは言え、言い得て妙でござんした。


やつらの足音は続く……。