ちっちゃくまとまんなよ

予備校やら塾やらよろしく、


そこそこ以前から、公立の高等学校においても、教員は、生徒や保護者から評価される対象となっておりまして、
昨今は、下された評価に応じて給与の高低を決定するとかしないとか……。


んなこと言いながら、その実、


前々任校では、周囲が驚き呆れるほどの、予備校だったら給与倍増か?くらいの数字を叩き出したにも関わりませず、
管理職のやり方方針考え方に先陣切って批判しておりましたから、そのガッコから放逐されましたし、


現任校でも、昨年は、自身でも「へぇ〜」と思うようなアンケート結果であったにも関わりませず、
着任初年度だったからなのかなんなのか、管理職が教員を評価し、それを給与にも反映させるというシステムが開始されて以来、
過去最低の評価(いわゆる「並」というヤツですね)を頂戴致しましたので、


アホらしくてやってられんのではありますが、


先週末、生徒諸君から夏休み前に取ったアンケートの結果なるものが返却されて来たのですけんど、
今年は、ピカピカの一年生相手の手探りでもあり、反応もイマイチですなぁちゅ感じは、相手さんもそうであるらしく、
悪くはねぇけど、個人的には、「こんなもんですかい」という結果。


なのですが、


プライバシーだか何だか知らないけれど、
教職員の誰がどんな評価をされてるのかっちゅのは、公表されない。管理職だけが知っている握っている。


オイラの隣席にあるところの新任女性教諭は、自身の結果を見て、
「みなさんどんな感じなんですかぁ?この数字はどういう風に考えたらいいんでしょう?」と、おおらかなのだが、
でもって、オイラも彼女の指導担当とかいうの別にしても、隠し事とかキライな質なので、
「こんな感じだったよぉ〜」と、見せっこ比べっこしていたのだが、


職員室で、そのことが話題になるかというと、なっている所ではなっているという話なのだけれど、
我が職員室では、みな、「お互いにどーだった?」という話をしない。
しないばかりか、そーゆーものは、行われなかったかのような雰囲気アトモスフェア……。


「きゃきゃ」言いながら、オイラとあれこれ、アンケにまつわる話をしていた新任教諭、
「あ、そういう空気じゃない?」ということ途中で気付いて、焦っておった。


この国の人々、そーゆーのをおおらかに話せないっちゅのが、基本的にダメなんだよな。と、思う。
良い評価が付いていようが、悪い評価を下されていようが、
「オレは、ワタシは、こんなこと言われてるんですけど、これってどうなの?」
と、お互いに話せる空気というのがないと、アンケを取る意味っちゅのもないとオレなどは思うわけだった。


そして、


集計にかかる前に、担当クラスで回収したのを、ザッと眺めて知っているのですけれど、


アンケ書く側の生徒たち、


自身が興味関心の乏しい教科科目の教員に対しては評価が厳しくなる。
でもって、自身がついて行けなくなりつつある教科科目、できないわからない自分の責任を担当教員のせいにして評価が厳しくなる。
ぜんぜん授業聞いてない、聞けてないで寝ている癖に、眠いのは教師がダメなんだと思っている。
入学して、思うに任せず、イライラしている者ほど、担当教員に対する評価が厳しくなる。


ま、ニンゲンちゅの、責任を転嫁する生き物ですから、そーゆー風にできていると言えばそれまでなんだけど、


おおらかに見せっこできないオトナはオトナで、自分のイライラを教員のせいにする生徒は生徒で、


どちらもくだらん。 ちゅか、つまらん。


で、音楽活動、バンドに関しても、


ハコによって、ノルマのあるなし、あっても、勉強してもらっていたりとかあるわけなんだけど、
そーゆーの、「他では言わないでね」「言いません」などいうこと常態化しております。


ウチも、ウチのようなユニットでも、ノルマなしで呼んで下さるハコもございまして、
そういうトコロに限ってやらせてもらいたいところではあるのですけんども、
ノルマのあるハコでも、スタッフさんの人柄の良さや、ウチのやってることマジメに聴いてアドバイスしてくださるよーなハコについては、
ノルマがあっても、ノルマ分の動員など叶わなくても、今のトコ、やらせてもらっているのですけんど、


そういうこと、なかなかハコ側としてはオープンにできないわけで、
バンドマン仲間でも、相当に打ち解けないと、そういう類の話はできないわけで、


なんかモヤモヤしとりますよアタクシは。


オトナもコドモもバンドマンも、


 ちっちゃくまとまんなよっ!


など、言いつつ、


11日の"Mele"は、昨日も書いたけどノルマありますから、ノルマあるけど、出番トップで超早い18時ですから、
来る人は、助けると思って、ウチで入ってね。来ないつもりの人も、無理してでも来てね(笑)


とっぴんぱらりのぷぅ。