情報有用操作無用

参院選近づいておって、


投票率の低さは、民主国家にあって嘆かわしいことではあるのですが、


己のアタマで考えて、己が選択したところに「清き一票」を投じに行っているオイラと致しましては、
ネットを利用した選挙活動が解禁されようがされまいが、何のカンケーもないし、影響もされないのでありますが、


未成年であるところの高校生に対しての、選挙運動に関する注意喚起のお知らせというのが回ってきて、
各学年各クラスで周知徹底してくださいという。


未成年者が、「特定の候補者を当選させるために」
  ブログやBBSで、選挙運動関連のメッセージを書くこと。
  選挙運動の様子などを、Youtubeやニコ動にUPすること。
  選挙運動に関するメッセージをSNSにおいて、リツイート・シェアすること。
  自身に送られてきた選挙運動用メッセージを他人に転送すること。


は、法律違反で罰せられるおそれがある。のだそーです。


だけんどもしかし、


それらの違反の数々を、どのような機関が、如何にピックアップして、どのように処理するというのか、
わかる人がいたら教えて頂きたいものであります。


これって、実質、やろうと思えばやりたい放題でしょ?


人海戦術、数を頼りに広報活動に情熱を燃やす政党もあるわけで、


有名無実。


選挙に関心のある未成年は少数なんだろーけれど、
未成年の大多数が、この国の行く末に興味関心がないというのは大きな問題なのだから、


ネットによる選挙活動なんちゅのは、厳密厳格に取り締まれないのであるならば、いっそ、解禁した方がいーんでないの?


と、思ったり致すのであった。


そもそも、


候補者が出揃っただけの段階で、


  ◎◎区では、△△党の□□氏と▲▲党の■■氏が優勢。残る一議席を、●●党の▽▽氏と○○党の▼▼氏が競う形……。


などようの報道を垂れ流している「マス・メディアの情報操作力」の行う罪の方が、


大きいんでないすか?


メディアは、各政党・候補者の、姿勢・政策・信条のみ、公平平等に報道すればよい。


予想なんかいらない。情報だけをくれ。