悪意について

一日遅れで、


NHKスペシャル 未解決事件FILE.03 尼崎殺人死体遺棄事件」
貧相なスペックのPCで、アナログ録画していたのを見た。


角田美代子元被告に似たニンゲン……、


実のところ、この仕事をしながら、少なからず、目の当たりにして来ました。
そのことで、随分消耗もしてきた人生ですね、オレ(爆)。


世の中には、常人が及びもつかぬような、手段、方法、やり方、やり口で、
他人様の弱みに付け込んで、骨までしゃぶり尽くそう、尽くしてやろうと考えるニンゲンがいる。います。存在します。
と、ゆーことどもに、アタクシは過去、複数経験、対応して参りました。


抜いた刀の切っ先を、他でもないこのオレに突きつけながら、揚げ足取ろう取ってやろうと伺っている輩を、
今で思えば、我ながら良く乗り切ったものだと思うトコロで、乗り切ってきました。


あの時、オレがあの場にいなければ、オレ以外のニンゲンが複数、
この世のものとは思えぬような悪意に絡め取られて、泥沼であえいでいたのではないかと思われる事象も複数ございました。


同じ職場にありながら、それそういうゴタゴタから遠い距離を置いたところにいて、
オレが日々こなしていたことどものあれこれを、何も知らずわからず、
知っているように思っていた人でも、本当のトコロではわかっていない人も多数ありながら、
それはまぁ、仕方のないことなんだろうな、と、割り切って、今に至っております。


得体の知れない悪意に対しては、進んでそんなものに対したくはないのですけれど、


足元を見られるような行い振る舞い言動を致さないこと、
明け透けに、アンタの言ってることやっていることは、筋が通りませんよ。オレはそういうことは認めませんから。
ということをハッキリ言ってのけること。


それがうまくできない人は、不幸にもそういうタイプのニンゲンに出くわした時、
絡め取られるように思うのです。泥沼に引きずり込まれるように思うのです。


同じ職場にあって、そういうゴタゴタから遠い距離を置いたところにありながら、庇護されながら、
そういう気配を身近に感じただけで、心を病んでしまった人も残念なことに、おりました。


そういう人を救えなかったことについて、オレは何かできなかったのか?という後悔もないではないのですが、
ガッコという現場は、場合によっては、なまなかな場所ではありません。


楽しい場所、明るい場所をイメージして、この仕事を選んだ人に対して、
他でもないオレにしたところが、そういう人だったのですけれど、


種々雑多な有象無象が集まる場所である限りにおいて、ガッコという場所は、
ニンゲンの抱いている悪意というものもまた、これ以上ない形で、露出露呈する場所なのでもあります。


だから、


一見平和に見えている今の職場にあっても、


オレは決して油断していません。


でも、同じ仕事やりながら、


そういうことどもに、一切、まったく、ぜんぜん、関わることなく、
やってこられた人もまた、いるわけで、


そういう連中と、頂戴している右肩下がりのサラリー、変わりないわけで、


結構、損な生き方してるよな……。


と、つくづく思う。


そんなオレ、華奢に見えて、数々の修羅場をくぐり抜けてきております。


タンクトップを引き裂く力はございませんが、


結構、サバイバー(爆)