王様は裸だ……

強権発動するのが、


国民の信頼を背負った強い政治家のあるべき姿、それが時代の波に乗るということなのよ〜!


と、思ったのか、どーなのか……、


田中真紀子文科相の勇み足、並大抵ではございませず、


大学の乱立は問題あり!というその考えに同意は致しても、


現行存在し、機能している正規の手続き踏んで、認可の条件取り付けて来た大学の開学に、


青天の霹靂でダメ出しするのは、


どー考えてもあかんやろ。


なんだけど、


今回のこのお話、文科相の蛮行を云々する前に、


「ちょっとちょっと田中はん」と、意見をする者が彼女の周囲にいなかったことに、


アタクシはこの国の将来を危惧致すのであります。


あとから、わぁわぁ騒いでもねぇ……。


国政に打って出たいのではあるけれど、自身は動くに動けないどこかのローカルエリアのお方にしてもそうなのだけれど、


権力なるものを有している「裸の王様」に対して、


知的かつ冷静かつ公平に物事を判断し、助言アシストする人間がどうやらいなくなっているらしい。


という現状が、そら恐ろしい。


官僚やら、役人やら、


やる気がないのか、自己保身にしか興味がないのか、はたまた、根本的な能力資質が追いついてないのか……、


もそっと、しっかりしようよ。


ま、そんな感じ……。