さるの恩返し

いやはやなんとも、


出演してくださったバンドさんと、足を運んでくださったお客さまと、スタッフのみなさまのお力で、
初企画イベント、「大」とは言わないまでも、つつがなく、盛況に終了致しました。


感謝に堪えません。


出演を依頼し、快諾してくださったバンドのみなさま、
オレと相方の選択に間違いはありませなんだ。
ブッキング・マネの才能あるんじゃないか?と、錯覚するくらいだった。


みんな、普段からイケておりますのに、いつもにも勝るステージを繰り広げてくれた。
どれくらい凄かったかは、客として足を運んでくれた、MR.シルコ・ローソン氏のはしゃぐ姿が物語っておりました。


折角なので、当日のステージでは多くを語らなかった出演して頂いたバンドとの馴れ初めなど、


"THE BRITISH CLIENTS"
バンド時代に「ROCK RIDER」で対バン。ミッシェル好き好き大好きバンドが、見る間に進化、付き合ううちに馬鹿っぷり炸裂。
途中、ドラマーコシオに替わったが、それで更に馬鹿っぷりに拍車。
こやつらがいなければ、ウチは京都に進出していなかった。ウチを京都に引っ張り出し、「夜想」に紹介してくれたのがこやつら。
今夜、活動止まっていたこやつらを復活させたことが「恩返し」。ちゅか、こやつらにはいろいろ貸しはありますのですけんども(笑)


"モンスターロシモフ"
バンド時代にも対バンあったが、お互い人見知りゆえ、その時はほとんど話も致しませず。
だったのが、ウチがユニット化してから、どういう風の吹き回しか、あっちこっちで対バンすること重なるウチに意気投合。
プロでもそんなにやんないでしょーという、彼らの年間ライブ本数に刺激され、バンド時代以上のライブ本数をこなすユニットになっちまっております。


"三文からす"
"ブリ"に紹介してもらった「夜想」に呼んでもらって2度目のライブ、彼らがトリだった。
アキラさんの足にはバネが仕込んであるのかと思った(爆)。京都にはヤバいバンドがいるもんだと思った。
思ってるまま話さないまま、何度か対バンするウチに、こちらはユニットになっていた。
ぽつぽつ話し始めてるウチに、一緒に飲んだりするようになっていた。
このバンドと"KOKESHI"見る度に、ウチはユニットだけど、バンドもいいよなぁと思うのは、ここだけの話。


"ザ・どげざ"
ボーカル登山氏は、かつて「ROCK RIDER」のスタッフをしていた。その後、「FUZZ」でブッキングマネをしていた。
「FUZZ」のイベントに、バンド時代のウチをよく呼んでくれた。「モンビジをもっとデカイところに連れて行きたいわ」と冗談なのか本気なのかよくわからん口調で言っていた。たぶんうわごとだったのだろう。
でも、彼自身がデカイところに行きそうで行き切れないまま、気付いたら、祇園の「SILVERWINGS」のブッキングマネとなっていた。
上品なライブハウスに、ガタガタうるさいR&Rバンド連れてきて、店長を洗脳していた。
そんな彼、登山氏は、十代からの付き合いであるモンビジ初代リードギター小鳥のバイト先の先輩であった。
これも気付いたら、小鳥が"ザ・どげざ"でギターを弾いていた。バンド時代からの知り合いだった元"JANE THE RIPPER"のユキンコがベースを弾いていた。ドラムのしんちゃんは昔見た時と同じようにニコニコ顔でドラムを叩いている。


人並み以上に歳だけ食ってる、キャリアも何もあったもんじゃないユニットの企画したイベントに、


素晴らしいバンドマン、一方的にこちらが仲間だと思っているロック馬鹿に参加してもらって、
大好きな「夜想」というハコとそのスタッフさんに後押ししてもらって、
馬鹿の奏でる音楽を愛する、馬鹿(笑)のみなさまに足を運んで頂いたおかげで、


楽しい夜だった。


ウチの新しいMC、ちゅか、新しい決まり文句も生まれましたし。


「どや、暗いやろ?」(爆)



Thank You Rockers! I Love You Baby!