育成なんかされない
我が職場には、
「自己評価育成システム」なんちゅ名の、くだらないものありまして、
年度当初に自己申告させられた目標とその達成の度合いを鑑みて、
管理職がオイラのようなヒラの職員に、1年間の仕事ぶりを評価致すのでありますが、
昨年度までは、
S(ほとんどいない)を筆頭に、以下、A〜B〜C〜Dとなっていたのが、
今年度からは、SS(ほとんどいない)を筆頭に、以下、S〜A〜B〜Cと変わったらしく、
要は、最も数の多いBという評価されたら気が悪かろうってんで、Aに格上げしたというお話。
で、評価は次年度の給与に反映しますよ。というお話なのだが、実のところ、昨年までの基準で言うところのAとB、今年度から言うところのSとAの差は微々たるものでございまして、SであろうがAであろうが大幅に減給されていることに変わりはありませず、CやらDの扱いされると、存亡の危機に瀕するという情けないシステムなのでありますが、
年度終わりが近づいて、管理職と「評価面談」。
昨年度まで「A評価」だったオレ、本年度は「S評価」だったが、
給与は一向に上がらない。どころか下がり続けている……。
その面談における学校長の言。
「○○(オレの名ですが)さんみたいな教員はいなくなってきてますから……」
オレは絶滅危惧種か?
「オレみたいな教員」というのがどういう意味なのか、言った本人じゃないからホントのところはわからんのではありますが、
己の良心にもとるようなこと、信念に反すること、については、軽々に従わない。
管理職相手にも、意見をしてはばかることがない。媚びたりへつらったりしない。
それで仕事ぶりがぬるかったら話にならんが、できないこと苦手なこともないではないが、たいがいの仕事は人並み以上にこなす。
昔っからあまりいなかったよーに思うけど、確かに絶滅の危機に瀕しているのかもしらん。
だいたいにして、何が「評価育成」か。
全体の給与を下げるための理由付け。管理職の顔色ご機嫌伺って逆らわないようにさせるための道具。
こんな方法やり方でロクなモンが「育成」されるわけねーべ。ボケ。