初体験

蓋を開けてみないとわからないもの、


人様からの頂き物に、オモチャの缶詰、押し入れの中の段ボール箱などなど数あれど、


その日のライブの雰囲気、ハコの空気感というのも、


事前に予想されることもあるっちゃあるが、


蓋を開けてみないとわからない。


本日、共演のスミちゃんfrom「昭和」


弾き語りだと思っていたら、キンちゃん(perc)、カトちゃん(ds)、タカミさん(g)に、奥田さん(p)をも巻き込んだ、本格バンド。


巻き込まれた人たち、スミちゃんの書いた曲、一夜漬け。人によってはその場漬け(汗)。


リハの時から、ウチも混ざって、わぁわぁやいのやいのと打ち上げモード。


開演してからも、


トップの"The Lillies"さん、個性的にして演奏カッチリ。
2番手"Psychedelic Jugglers"のギタボくん、実は気の良い兄ちゃんなんです感を滲み出し、


そして登場した"スミちゃんバンド"、彼らはオトナ(笑)。一夜漬けに聞こえないところが恐ろしい。ステージには、歌うこと、みんなで音を出すことの楽しさが溢れていた。


そんなこんなで、ハコん中がなんだかいい空気に満たされている中、


我々ふたり、おずおずと登場(笑)。


キンちゃんの「もう一曲やってや〜!」の声に誘われて、


追加で1曲、やらせて頂いた。


ウチがトリの時、ちょくちょくあるけれど、そんな日はだいたいにおいて、


自分にしか興味のない連中が次々とステージに上がっては下り、お目当てのバンドにしか興味のないお客が出たり入ったり、ギクシャクした雰囲気の中、徐々に盛り下がって、盛り下がり切った中、ウチが登場。というパターンが多いですゆえ(爆)、


我が方、今夜のこれが実は初アンコールでした(汗)。


お客さんが数あればいい空気になるというものでもない。


こちらが向こうの音を聴きたい人、こちらの音を聴いて欲しい人、聴いてくれる人が、その時そこに何人いるか?


なんだろね。


って、


お客さんの数が少ないと、お店の人は (>_<) なんだけど……。