ないないづくし

自分には「ない」


と、わかっているものがある。


それは、


ひとつに、商才。明け透けに言えば、金儲けの才。
欲のなさ、だけの問題ではないように思う。


もうひとつは、負けん気。
団体競技というものに向かないのはわかっている。じゃ、個人競技ならいいのかというと、いざ、という段になって醒めてしまう質であるから大成しない。
将棋やら囲碁やら、勝つぞ!勝つぜ!という気概がないから、やるだけ無駄なことわかっている。オセロも弱い。五目並べも弱い。麻雀もやったことあるが、弱かった。長期戦になるとボロが出た。


さらなるひとつは、その麻雀にも関係しているが、ギャンブル運。
正月に親からもらったお年玉、その親と花札やって巻き上げられていた(涙)。
ないことがわかっているから、パチンコには手を出したことがない。
やったことはあるが、やっていてもまったく楽しくない。
宝くじも買わない。お金にならないものをもらったからではなく、当たらないに決まっているからである。


なら、何もやらないかというと、困ったことに競馬が好きなのである。
運のないことを自覚するまでに随分かかったので、JRAにはかなりの寄付をした(爆)。
さすがに、以前のような馬鹿な真似はしなくなった。
が、細々続けている。続けているが、細々負け続けている。


金に縁がなさそうなことわかっていたから今の仕事についたわけだが、
この仕事でさえ先が見えなくなってきた。


足を洗った方がいいのだが、今までの運のなさをWIN5で1億当ててリベンジしたい気もする。


が、


いつの日か、馬柱睨んでいたらアタリの目が見える時が来るのではないかと……、


思ったりしているから、ダメなんだよキミは。


はい。 どーもすみません……。