うれしきこと

"イナビル"って、"キルビル"みたいやね。


イガイガの付いた鉄球振り回す栗山千明、ラヴ。
と、思ったのはオレだけか?


っちゅのはともかく、


イナビルでもリレンザでもなく、昔の名前で出ていますところのタミフルで、


インフルエンザ地獄から、


音楽世界という名のライブハウスと、俗世間という名のやるせない職場に戻ってきた方のコーイチです(爆)


歳を重ねる毎に、


楽し〜な〜!とか、嬉し〜な〜!とか、ウキウキ〜!とか、ワクワク〜!とかいう感情を置き去りにしてしまいがちなのが人間という生き物なのでありますが、


と、言いつつ、


じゃ、ガキの頃、あんたは一体どんなことが、楽し〜な〜!とか、嬉し〜な〜!とか、ウキウキ〜!とか、ワクワク〜!だったのかね?


と、訊ねられると、


はて? 何が楽しくて嬉しくてウキウキでワクワクだったのだろ?


と、容易には思い出せないような、哀しく貧しく切ない少年時代かつ青年時代だったよーにも思うのだけれど、


それなりに、


欲しくてたまらないモノが手に入った時とか、やりたいなと思ってたことができた時とか、気になる女の子と話をした時とか、そーゆー時には、


楽し〜な〜!とか、嬉し〜な〜!とか、ウキウキ〜!とか、ワクワク〜!


とか、思った。よーな気がするのであります。


で、そういう若き日のヴィヴィッドな感性が鈍磨しつつあるのを、無理くり鏡面加工施してピカピカに磨き上げようとしている現在ただ今、


どんなことを、


楽し〜な〜!とか、嬉し〜な〜!とか、ウキウキ〜!とか、ワクワク〜!


と、思うかというと、


ライブハウスから、


「○月○日、これこれこーゆーのあるんですが出ませんか?」


というお誘いが来た時、


でもって、


その日が、「行けるぜ〜!やれるぜ〜!やるぜ〜!がお〜!」という日であると、


無駄に重ねて来た歳を忘れて、


テンションが上がったり致すのであります。


とりわけそれが、


一緒にやらせてもらうの嬉しいな。
というバンドさんが先に決まっている日であったりすると、


"Yeah〜!"


と、テンションが無駄に上がったりするのであります。


嬉しくはあるのですが、お誘いして頂いた日が「行けるぜ〜!やれるぜ〜!」な日であっても、共演者もなーんも決まってない日だと、


ウチは京阪アンダーグラウンド音楽シーンの末端の末端を支えている。っちゅか、支えるなんちゅことおこがましい身の上でありますから、
ウチと共演だよなど言っても、「誰それ?」となるだけでしょーから、どーなんだろな……。


と、テンションの上がり具合も微妙だったりするわけ。


なのですが、昨日は、


我々が愛して止まないところの"夜想"さんから、


「3月もご都合どうですか?」


と、お誘い頂いたわけで、


しかも、嬉し楽しい共演者さん先に決まっているわけで、


「行けるぜ〜!やれるぜ〜!やるぜ〜!がお〜!」と、


テンションが上がりました。


歳は食っても、人間というヤツ、意外に単純。


楽し〜な〜!とか、嬉し〜な〜!とかがあるシアワセ。


だもんで、


くたばるまでバンドマン。


やりますのな。