こんなにおかしなことは生まれてから今までになかった

人がインフルでぶっ倒れている間に、


教育委員会さまは府立学校の全校長を招集して、
入学式と卒業式でも君が代の起立斉唱を求める「職務命令」を出した。そうな。


この件にまつわる知人のツイット(勝手に引用してメンゴ)


 君が代歌っても歌わなくても座っても座らなくてもいいやん。歌いたい人が歌えばいいし歌いたくない人や起立したくない人は起立しなくていい。みんなが同じ歌を強制的に歌わなくちゃいけないなんて権力を持ってる人が決めること自体が戦時中みたいで嫌だ。


この声が至極もっともな意見を代表して余りあると思うのだけれど、行政は何としてでも教育の現場に介入して、従わない者を排除したくてたまらないらしい。世間の人々は、北朝鮮を変な国だと不気味がっていながら、この国のこういう状況を客観的に見て「異常」だと、どうして思わないんだろう?


でも、この知人のツイットに対して反応したのはオレだけであることからもわかるように、多くの人々にとってこの件は、全く関心がないか、別に立って歌うだけのことやん、という程度のことのようで、


「維新の会」という破廉恥な暴漢に何かを期待している民意というヤツは、連中が成立させたがっている「職員基本条例」や「教育基本条例」というものの中味を全く理解していない。連中は、民意の支持を背景に、その民意というものが持っている自由意志を抹殺排除し、お上のいうことを尻尾降ってハイハイ聞くだけの機械を作りたがってんですが。そういうことに気付かぬ者は、勝手に機械に成り下がってりゃいいというようなものだけれど、そういう連中をどこに魅力を感じているのか嬉しがって支持する連中のせいで、お上に向かって、おかしいことはおかしい、譲れないことは譲れんと楯突くオレのような者が、排除されるのは時間の問題かも知らん。


最高裁の判決受けて、従わない者=即停職というのはさすがにやり過ぎ、従わない者には指導研修、違反状態が改善されるまで現場復帰は認めない。らしい。


要は「洗脳」しようというわけ。されない者は排除します。と……。


おかしいことをおかしいと言い続ける者は排除され、排除されたくないヤツはおかしいなと思いながら、起立して歌う。現場には、上から言われたことをおかしいなと思ってもそれを口にしない者しか残らない。そういう教員から生徒が何を学ぶのか?結果は火を見るより明らか。「維新の会」というのは、学校が教育の現場がそうなることを望んでいる。


狂っていると思いませんか?


現場にしたところで、もはや一枚岩ではない。
立たなきゃ歌わなきゃ処分されるようだし消されちゃうようだから、立ちますわ歌いますわ、という者が増えた。たとえそれが理不尽で非合理的なものであっても、権力には逆らえないらしい。


ニンゲンってあかん生き物だな。
オレは、そういうの見ていて、心底がっかりしています。


布団で丸くなりながら、心底がっかりしています。


まだ、7度5分あたりをうろうろ。