一億二千万総ロボトミー

以前、


某外食産業の、というか、みんな大好き"京都王将"チェーンですが(笑)、
社員教育の様子をTVで見たことがある。


有名なので、知っている方も多いと思うが、


それはもう、「軍隊」なにするものぞ、な「非人間的世界」。
というか、あきれるほどの「洗脳」。


声が小さい!もう一回!いいと言うまでやれ!もっと頭を下げろ!
とか何とか、罵声の数々。


できようのないことを研修と称して強要して追いつめ、採用のし過ぎで手に余った新任を辞職に追い込んだ"無添くら寿司"の悪行もまた然り。


何が悲しぅて、そんなくだらんところで働かなきゃならんのか?


人間を人間でなくして、「否」を言わない社畜を作る。


何を好きこのんで、自ら『カッコーの巣の上で』のマクマーフィーにならんければならんのか?


文句を言わず、言うままに動く、必死になって動く人間拵えて、銭くわえてこさせるのは経営者側の理屈。


そんな経営者側のやりたい放題し放題に対抗すべく組織されたのが、「労働組合」。


だったのだろうが、今はまともに機能しておらん。


"王将"、"くら寿司"、極端な例かと思いきや、


昨今の中小企業、とりわけサービス業は、


人間を阿呆にする新任研修、社員教育、どことも似たようなことやってるらしい。


素直な若者ほど、素直に洗脳されちゃうようで。


そら、労働者、アホになりますわ。


"コームイン"が羨ましいと思うようになりますわ。


ちゅーか、"コームイン"にも、そんな風な教育しようという流れが出てきておりますわ。


よく、


「そんなことでは社会に出たら通用せん!」とか、喚いている人おりますが、


そんなあなた、人間として通用していません。


社畜」になるくらいなら、「通用せん人」になった方がマシ。


飼われるな、野に出でよ!


と言いつつ、"王将"の餃子が、たまぁに食いたくなる自分が悔しい。


ぐがっ!