体と心

世界陸上」などやっておるので、久々のテレビ。


誰が速いか、どっちが遠くまで飛ぶか飛ばすか、
陸上競技」っての、わかりやすくてよい。


そして、


速い男、速い女、遠くまで飛ぶ男、飛ぶ女、飛ばす男、飛ぶ女は、


美しい。


10000mに出場の日本女子選手、レース序盤で不調露わ。
優勝選手に2週遅れの最下位入線で完走し、そのまま担架で搬送。


当人自身が完走にこだわったのだから、外野がどうこう言うことではないの承知の上で言うのだが、


彼女に途中リタイアしないさせない「何か」が、


この国の人々の、


他人に負わせ、自らも負う美学であるのなら、


それがこの国の悪しきところであるな。と、思った次第。


リタイアと完走最下位の間に違いはあるか?


ある種の人々にとっては、あるんだろーな、きっと……。


ニンゲン世界、合理主義一辺倒じゃギクシャクするのはわかっているが、


精神主義一辺倒でもまた、心と体は傷つき痛みます。 ぜ。