賞罰なし
ま、厳密に言えば「なし」ではない。
ガキの頃、「読書感想文」やら「書道」やらで、なんだかわからん賞を頂戴したことはある。
もう何十年もゴールド免許ですけんど、若い頃は、スピード違反で免停食らったこともある。
なのだが、
罰は元より、賞にしたところでそんなもなぁいらないと思っている。
とりわけ、お国から頂く賞なんてのは貰わぬに越したことはない。
文学者にしても、役者にしても、画家にしても、
紫綬褒章やら文化勲章やら、そーゆーもんから距離を置いている人の方が信用できる。
え?この人がそーゆーの貰いますか?と、驚くこともしばしばなのだが、
生涯、賞罰なしを貫いてるような人でないと信頼できない。
詩人や小説家であるならば、なおさらそーゆー人でないと。
出版社が独自にやってる賞あたりならまだしも、国家と名の付いた権威権力から何かを頂戴して喜ぶってのは、さまにならん。
どこの誰がそーゆー人だったかってのは、それぞれで調べてみればよい。
詩人にしても役者にしても、それぞれ、信頼に足る人たちですからして。
そこで思うのだが、
音楽やってる連中って、古典音楽やってる人からポップス畑の人は言うに及ばず、ジャズ〜ロックに至るまで、そのあたりの感覚が違うようで。
山下洋輔にして、紫綬褒章頂いておったりする。
ま、オレのバヤイ、
「罰なし」で行けるかどうかの心配だけしてりゃいーというお話ですけんどもにゃ。わはは。