ボクらはみんな生きている

ガキの頃から今までに、


ワンコ2匹、ニャンコ1匹と暮らして来た。来ている。


ワンコもニャンコも、野良上がり。


ペットショップで売られている、商品としてのワンコやニャンコを買う気になったことはない。


人それぞれだから、


ペットショップで売られている小犬や子猫見て、


「わ〜、かわい〜!」と、


大枚はたいて買って来たコと、共に生活するっつーの、


全面的に否定する気もなかったのだけれど、


ここんとこ、


ブリーディングやら、ペット販売の実態知るにつけ、


あかんやろ……。


と、思うようになっている。


 深夜深更に及んで、生きている動物を展示する。
 年端もいかない幼犬・幼猫を、親犬・親猫から切り離して売買する。
 工業製品を生産するように、短いスパンで繁殖させ子を産ませる。勢い、近親交配を進めて、体の弱い生体を純血種と銘打って売買する。


年に20万頭以上の犬猫が殺処分されている。
そのうち1/4は、大きくなって売れ残ったり、病気やケガなどで売り物にならなくなったといった理由で、業者によって持ち込まれた犬や猫。
残りの3/4の中にも、「思ってたのと違う」、「言うことを聞かん」、「お金がかかる」といった理由で命に対する責任を放棄する人が少なくない。


悲しいかな……。オレが最初に飼って欲しいと連れ帰った野良犬、いつの間にやらいなくなったが、ガキんちょだったオレがまともに世話をしないから、手に余った親が処分したのだと思われる。


オマエが飼いたいと言ったんだろ、ならば、オマエが面倒を見ろ。
一日に少なくとも一度は散歩に連れて行け。それをするのが、ワンコと暮らすということだ。


と、親が言ってくれたら、ガキで阿呆なオレも改心したかも知らん。


あかんやろ……。


ヒトという生き物、損得勘定でモノ考える。面倒になると切り捨てる。
暴走にブレーキかけるには、法による規制が必要なのかも知らん。


動物愛護管理法(動物愛護法)の見直しというの5年に1度行われるそうで、7月28日(木)〜8月27日(土)までの1ケ月間、「動物取扱業の適正化」について、環境省パブリックコメント(国民の意見)を募集しているそうな。


寄せられる意見の多くは、「ペット生産販売業者」による、自身が不利益を被らないための意見であるらしく、適正な法の改正は望むべくもないらしい。
業者の意見吸い上げてどーのこーのやってんじゃねーよ。適正な形に改めんかいボケッ!と、思うのだが、国策国是というのは常に、原発云々持ち出すまでもなく、犠牲を払う者よりも、既得権益を有する者のために動いているらしい。


微力ながら、"One Action for Animals"「パブリックコメントについて」の趣旨に則って、意見を寄せようかと思ったりしている今日この頃、


明日はライブ at "扇町para-dice"。


いつものように、ニャンコやワンコの歌、己の反省も踏まえて、演奏します唄いまふ。


よぉお越し……。