コドモだましい

15の頃、ふたつみっつ年上のにーちゃんたちが、
ガッコの文化祭で、Rory Gallagherの"Cradle Rock"なんぞやってるの見て、


「かっけ〜な〜」


など思って、自分もバンド始めて、


ロック小僧だったこと忘れて、
コルトレーンエリック・ドルフィー聴いて、


「かっけ〜な〜」


と、ジャズに涙して、サックス吹き散らかしたりしてたのに、


そーゆーことから離れて十数年、


自分より年下のロケンローラー・バンドマンの音聴いて、


「かっけ〜な〜」


と再び思って、またぞろギター抱えて唄歌い始めてここ数年、


歳の割には、余裕も貫禄も実績もなぁ〜んにもなくて、
いつまで経っても青二才のままなのだけれど、


たまぁ〜に、


「いいもん聴かせてもらいました」とか、「かっこよかったですぅ」など言われるの嬉しくて、


バンドやユニット続けている。
多分恐らく、もうやめらんないから、くたばるまで続けてる。


ふたりでやる分には、コンビネーション大切にせにゃ。
唄歌ってるからにゃ、歌心大事にせにゃ。


ということテーマに、明日もやりまふ "Extra Light"。


「かっけ〜な〜」と、どこかの誰かに思ってもらえりゃいーな。


そんな自分が嫌いじゃないから、始末に負えない。
我ながら、妙なオトナになったもんだ。


10年後の自分がどーなってんのか、自分でもちょっと楽しみな今日この頃、


生涯コドモ、死ぬまでコドモ、死んだら土に返る。


妙なオトナに会いたい人、明晩は"扇町para-dice"に来られたし。