Good fellow or Bad fellow

単純極まりないけれど、


ニンゲン、究極的には「いいヤツ」か「悪いヤツ」の二つに分類されるよーに思われる。


学歴やら偏差値高くても「悪いヤツ」はゴロゴロいるし、
たとえそうでなくても「いいヤツ」は結構いる。


己とその周辺の幸福の追求こそが人生の根本命題である。と、私利私欲に走る。
立身出世などいうことを迷いなく、疑うことなく人生の最大目標としている。
そのために他人を踏み台にしたり利用することを厭わない。
くだらないプライド抱え込んで、それを鼻にかけ、人を侮っている。
人を値踏みし、付き合って損か得かを計算した上で、態度を変える。
相手が自分より上か下かといった基準に振り回されて行動する。
のだが、その実、人を見る目というのがほとんどなかったりする。
嘘をついたり欺いたりすることに心が痛まない。
嘘を付き合い、騙し合い、欺き合うことの巧みさを競っている。


こういう連中は、自然、他人に「浅ましい印象」を与えるわけで、
ま、簡単に言えば、「セコイやつ」だったり「ヘタレ」だったりして、実に醜く格好悪いのだけれど、
ヘタに金や地位に手が届くと、そういう己の浅ましさが、悲しいかな自分では全く見えなくなってしまうらしい。


オレ、別に鼻にかけてどうこうするほどのこともない商売職業ですが、
オトナにもコドモにもこーいった連中、腐るほど見てきて、うんざりすることさせられること多い。


で、オレというオトコは、簡単に侮ることもかなわず、騙すことも困難であるらしく、そーゆー「浅ましいヤツ」らにとっては、目の上のたんこぶだったり、邪魔者だったり、扱いかねたりするようで、オレの人生、「セコイやつ」らと戦う人生ですよね。など思い返しつつ、今もなお、流転し続けて、わんわん吠えている。


のだが、


バンドマン仲間見回すに、こーゆー「浅ましいヤツ」思い当たらない。棲息していない。
棲息していても、そういう輩とは、付き合わないだけなのかも知れんけれども、その手の「悪臭」嗅いだ記憶がほとんどない。


その代わりと言っちゃなんですが、


「ロクデナシ」は、たくさんおります。 てか、大抵は「ロクデナシ」。


そして、大抵の場合、「金も名誉もねー」。


世の中、間違っとるな。


でも、「浅ましい」上に、金も名誉もないってヤツも、このスチューピッドな世界には結構な数いるわけで。


ハッピーに行こうぜ〜! と、オレを鼓舞……。