すげぇオヤジ
つい先日、『チェンジリング』という映画が評判になっておったと思ったら、『グラン・トリノ』っちゅー映画の評やら宣伝やらが新聞に。
クリント・イーストウッドはん、映画撮りまくり。
御歳78にして、枯れるどころかますます盛ん。
1970年代6本。1980年代7本。1990年代に8本。2000年以降すでに9本と、年を追うごとに作品数は増加。
若い頃は俳優業の方に力点が置かれていたとは言え、この旺盛な創造力には脱帽するしかない。
我が国じゃ「作家10年説」ってのあって、
著名な小説家も、重要な作品書いた時期書けた時期辿ると、ピークはせいぜい十年あればいいところ。例外は谷崎くらい。
文芸であれ音楽であれ映画であれ演劇であれ、
同じテンション保ちつつ活動続けるのは肉体的にも精神的にもなかなかに難しい。
クリントおやじは、5月で79。
オレなんぞは、まだまだひよっこ。見習いますぜ、先輩。