From top to bottom

前の職場
当該エリアで、いっちゃん偏差値の高いティーンエージャーたちが集う。
その中で、受験は生徒自身が考えること、オレの仕事は「世界の捉え方、ものの見方考え方、傷つかず傷つけない生き方」を書物通して伝えることだったが、
偏差値の高い大学、どーやって入れるか入るかに目の色変える同僚やら生徒やら。
授業時数増やせば取りあえずそれで満足する管理職&同僚、小手先の受験技術欲する生徒たくさん。


今の職場
学ぶことから目を背け続け、何かに熱中するでなく、その場その時仲間と群れ、騒ぎ、人の迷惑顧みず、楽しけりゃいーじゃんというティーンエージャーたちが少なからず集う。
その中で、オレの仕事は、聞く耳持たぬ彼彼女らに「生きるってことマジメに考えよーぜ」と書物通して伝えることと、周辺住民からの引きも切らぬ苦情受けて、彼彼女らを追い散らすこと。


どっちもどっちではあるが、
毎年この季節、今の自分の仕事に心の底から嫌気がさすわけで、


こんな仕事に意味はあるのか? 何のためにやっているのか?
本当にこんなこと誰かがやらにゃならんのか? 謎……。