はぐれもん

新入生迎えて、卒業生送り出す準備あれこれ。

体育館内に演壇しつらえて、緞帳おろして、幕張メッセ
床にビニールシート敷き詰めて3連パイプ椅子並べて一丁上がり。

我が職場、故あって生徒の手借りることままなりませず、そのほとんどが職員によって行われる。
結構な体力仕事肉体労働。
それがダリィから言うんじゃないが、入学にあたっての説明会はいざ知らず、卒業式やら入学式、何度も言うが乗り切れん。

思い出に残る感動的な良い式にしてあげましょ〜!
と、あーだこーだと世話を焼くのがおおかたの教師の仕事なのでありますが、
ワタクシ、そーゆーこと熱心にできない半端モン。

教科の特性上、答辞やら送辞の作成指導たらいうのも、ちょくちょく回ってくるんだが、どーでもえーやん、と心の底で思ってるから身が入らん。
自分がいらねーや、と思ってること熱心に出来るはずもなく。相済まんことで。

それに、入学式に卒業式と言やぁ、「日の丸&君が代の強制は無粋であります。なんとかしてもらえませぬか校長センセ」、というやり取り毎度のようにあるわけだが、

式そのものをやめてしまえば、そういう論議もしないで済むわけであります。
ん〜、リーズナブル。

暴論か? 一般的には暴論なのだろうな。

でも、オレの行った大学、入学式なかったけど、何の問題もなかったのだった。
卒業式はあったものの、ハナから行く気なし。だけんども、行かないと免許状諸々の発行遅くなるってんで大幅遅刻で最後の方だけチラッと出た。
書類の発行遅れないなら、卒業式も、なくても何の問題もなかったねぇ。

など、周囲の人々が思いもしないだろうこと考えながら仕事しているオレ、はぐれもん。