穴を開けたりお絵描きしたり

ピアス
開けたことがない。開けようと思ったこともない。

別に、「親からもらった体を傷つけるのは良くない」などいう、倫理観や道徳観からではない。
TATTOOについては、「入れたろかしらん?」と思うことあるくらい。
だから、共に痛みを伴うものではあるけれど、それが怖いからというわけでもない。

なぜ、体に穴開けるのがなしで、TATTOOはありなのか、オレ自身にもそのへんはよくわからない。
単なる、趣味の問題なのか。

遅ればせに『蛇にピアス』読んだのだが、
無数のピアスとか、舌にピアスとか、TATTOOには、
「自虐」とか「虐待」とか「暴力」とか「背徳」とか「不道徳」の匂いが常に付き纏うのであって、それが「常識」から遠いところに人を連れてってしまうんだろう。
ちゅーか、元々「暴力」に近いところにいる者が、そーいったモノドモを好むのかもしれないけれど。

だもんで、「麒麟TATTOO、い〜んじゃな〜い」など思ったりするオレは、
昔っから「危ない人」と思われたりすることが多いのかもしれまっしぇん。

体に穴開けたがったり、お絵描きしてみたくなる人と、そうじゃない人って何が決定的に違うんだろ?

TATTOO入れてても、「健全」なヤツもいるんだがなぁ。
など言うてる時点で、オレはもはや「健全」じゃないのかしらん?