机椅子飯酒音楽

いろいろ知り合ったインディーズなバンドマンたち、


毎日のように、どこかで、誰かが、唄っている、演奏している。


知り合いだという、それそのことだけでは、なかなか行こうという気にはならない。


行きたいな、聴きたいな、と、思わなければ、行こうという気にはなかなかならない。


行きたいな、聴きたいな、と思っても、


当日の、気力や、体力や、経済力が、それを許してくれないことも、また多い。


そんなことを知っているだけに、


当方のライブに、わざわざ足を運んでくださる方々のありがたさは重々承知致しております。


感謝しても感謝しきれないものがございます。


今宵も、そこかしこで、聴きたい音はあったのですけれど、


出演5〜6バンド、ずーっと立ちん坊で眺めてなきゃならない。椅子はあっても、どこかで何かを腹に入れてからでないと食う物がない。


となると、


一週間の労働による疲労が、体の奥にずーんと澱んでいる身では、容易に動けない……。


入場料は1500円以下で、テーブルと椅子があり、ゆっくり食事ができて、酒が飲める。


そんな条件が揃っていれば、疲労の澱んでいる心と体でも、


行こう! という気になるのですけれど、


そんな場所は、あるにはあるのですけれど、週末の仕事を終えた身には遠く、


近場には、なかなかそういう場所がない。


誰か、そういう場所を、作ってくれませんか?


切に願います……。