花金は死語にあらずじゃ

終業を前にして、


斜交いに座っておいでである同僚にして先輩が、にこやかに、「一週間、早かったね」と仰る。


あいや、 その、 何と申しますか……、


この一週間は、アタクシには、


すこぶる、 途轍もなく、 長かったのでありますけんども……、


と、その旨、おずおず申し上げますと、


定年後再任用で勤めていらっしゃる先輩、「そうか、ボクは週三日の勤務だものね。えへへ」と、優しく微笑まれたのでありました。


担当学年の教科関係関連の段取りあれこれ、あちらこちらに気ぃ配りながら、フォローしながら、ほぼ一手に取り仕切る立場に陥っているアタクシ、
周囲から、ま、アイツならダイジョブだろうと思われているらしいアタクシ、
にもかかわりませず、別に誰かに褒めてもらいたくてやっているわけではねーですけれど、
この、成果主義、評価主義の世相にあって、何をどれだけこなしているのか、わかっている人はわかってくれちゃいるものの、
特段評価されているわけでもないアタクシ、


みんなとは言わない、誰かの心に届けばいいねいいな、と、思ってやってる仕事、青息吐息で終えて、


愛すべきロクデナシたちの集まる、ライブハウスという場所に出陣。


"脱兎"に、"FLAKES BURN GROUP"に、"THE MANTIS"
オールスタンディングは、一週間の仕事が明けた中高年の足には些か厳しかったのではありますが(爆)、


間違いはござらんのでした。ステキな夜でござったのでした。


でもって、ロクデナシの一員であるアタクシは、今夜のこの同じハコのステージで、


明後日の夜、やらかす予定なのでありました。


4月20日(日)「十三 CLUB WATER」
telephonia / 夜の水たまり / フィンセント / ガスパジーガガーリン
我ら"夜たま"の出演は、トップの1番手。19:00頃の予定。
¥2,300 (1drink込)


いつかくたばるその日まで、


教師でありたいあり続けたいとは申しませぬが、バンドマンでありたいあり続けようと思うアタクシなのでありました。


みんなとは言わない、誰かの心に届けばいいねいいな、と、思いながら。 ね。