いていい場所

職場で「芸術芸能鑑賞会」というヤツを企画して、キヨシローを呼んだ。
はいいが、当日になっても音響関係設備のことがよくわからんので、あたふたじたばたしているうちに本番が迫ってきて、
現れたバンドのメンバーを見ると、ドラマーがSlabの兄ぃだった。


という夢を見た。


それは、本日、職場で執り行うことになっている、「講演会」がつつがなく開催できるだろーか?
と、気を揉んでいるオイラの小心が見せたものであろう。


その後、二度寝したら、


御歳23、4と思われるおねーちゃんに惚れられ、気に入られて、
これって、ほとんど、というか、完全に娘だしなぁ……。
オイラの好きな永作タイプじゃなく、ちょっと「ちゃらい」感じだしなぁ……。
でも、まぁ、美人ではあるよなぁ。どーだかなぁ……。でも、悪い気はせんなぁ……。


という夢を見た(笑)


誰かに似ているよーな気もするが、ぜんぜん知らないおねーちゃんだった。
きっと、ウチにやってくる小学生の嬢ちゃんたちにちょっかい出されているのを、
どーせなら、もーちょっとオトナの女性にちょっかいを出されたいものだ。
と、思っているオイラの深層心理が見せたものであろう。


何てわかりやすいんだオレ。フロイトいらず(笑)


で、いろいろあったが、「講演会」は無事終了。
かたやベトナム国籍、かたや米国人クォーターの、知ったところの青年ふたりを招いて話をしてもらったのだが、


オイラとしては、


ベトナム人である彼が、この国に暮らし、ひとりの生活者として生きる今、
「思っていることを言わなくなった」、「自分の意見を持っていない」ような気がしている。


ということと、


クォーターである彼が、自身の体に流れる1/4の血を忘れるために、
「部屋に日の丸掲げて、軍歌を歌うことで100%の日本人になろうとした」、「外国人が嫌いだった」


という話が興味深かった。


人はみな、居場所というのを求めている。自分のいていい場所というのを求めている。
今、自分のいる場所が自分のいていい場所だと思えなくなった時、受け入れられていないと思う時、


人は、どうするか? 何をするのか?


ヘイトスピーチ」というヤツの根っ子に何があるのか、見えたような気がした。


オイラにしてもまた、自分のいていい場所というのを求めている。
たぶん、くたばるその時まで探し続けるんだろう。


オイラなりのやり方で。