縁は異なもの味なもの

本当は、


我が人生において、そういうかさばるモノは所有致したくないのですけれど、


古典音楽の世界では、コントラバス
ジャズの世界では、ダブルベース
フォーク、ロック、ロカビリーの世界では、ウッドベース


などいう、かさばる「家具」が、ついて回る形態で音楽というのをやらかしておりますゆえ、


機材車というの所有致しておりまして、


「家具」が優に積載可能なものとして選択されたクルマ、


金食い虫……。


月々の駐車料金にかてて加えて、燃費劣悪の中、燃料の高騰、行く先々での駐車料金、
でもって、自家用貨物につき、税金は安めとは申せ、毎年車検。諭吉どんが飛んでいく……(涙)。


今年も、その日がやって参った。


民間車検場、お安いのはわかっちゃいるけれど、
ディーラーさんがどこまで信用信頼できるのかも疑問ではありますのですけれど、
取りあえず、購入したるところのディーラーさんに持ち込む。


で、朝預けて夕刻に上がった機材車受け取りに行くと、


購入した時から変わらず、ずーっとおんなじ、ウチの担当W氏、
整備場から我が機材車運ぶ時、クルマの中で流れていた楽曲、ディスプレイに"8otto"とあったの目に入ったようで、


「"8otto"聴かれるんですか?」と言う。


驚いたのはこちらで、「"8otto"知ってんですか?」と尋ね返すと、


「ウチでハイエースをご購入頂いた担当させて頂いているお客様が、そのバンドの方なんです。最初はミュージシャンの方だとは存じ上げなかったんですが、同僚が雑誌を見ていて、「これ、Wくんの担当の人じゃないの?」と言われて、そーだそーだと……」


「"8otto"って、有名なんですか?」と訊かれて、
「知る人ぞ知るって感じのバンドですよ」と答えた。間違ってないよな、オレ?


"8otto"のマエソンさん、大阪最狭にして最強のライブハウス「扇町para-dice」において、ウチのライブのPA何度かやってもらっておりまする。
アドバイスも何度か受けておりまする。「J-ポッピーな音にはしたくないよね」という名言も共有致しておりまする。


ご近所さんであることは知っておりましたが、
お子様載っけてチャリ漕いで、幼稚園に送迎致しているトコロに遭遇した我が相方、
「一緒に飲みましょうよ」などようのこと言われたりしておりましたが、


"8otto"の機材車の名義人は、マエソン氏ではなく、ギタリスト吉村氏であるようで、


ディーラーW氏によると、「とんでもない距離を走っておられます」とのこと。
そりゃ、全国ツアー、そのクルマで駆け巡ってたらそうなるでしょーとも。


妙な巡り合わせではありますが、"8otto"の機材車とモンビジ号は、同じディーラーの担当者。


モンビジ号は、年間走行距離、少ないよ。 少ないけど、他人様の送迎は結構やらせて頂いておりますよ(爆)