素敵な音の出るところ

中一日、豪雨の中、高速転がして祇園でライブ。


先の"Mele"で一緒だった「サーティーン」の桝谷くん、
三十過ぎにして、若いバンドマンらのギラつきや尖った感じ、己のことしか見えていない佇まい、音楽への姿勢に物申していたが、


その気持ちはよくわかる。


今宵、一緒だった「Shakin' Hip Shake」のナカジンさん、
四十半ばを過ぎて、同世代だけでまとまってないで、若いバンドマンと絡んで得るものがあるよという話。


その感じもよくわかる。


どっちやねん(笑)


なんだけど、


若くても、若くなくても、


音楽を、人生の、生活の一部と思っている者と、音楽を何かの手段と考えている者がいるということ。
もう若くはないが音楽やっている、やり続けている者には、音楽を何かの手段としてやっているヤツが少ないということ。


手段として音楽やっている連中の出す音と、そうじゃない者の出す音は、聴けばわかる。


桝谷くんも素敵だったが、ナカジンさんも素敵だったさ。


オイラの出す音も、もっと素敵になりますように。