社会のせいにすんな!

扇風機なしで寝たものの、


今朝もまた喉がガーゴイル。おまけにカラダもダルビッシュ
なのだが、9時頃になりゃいつものように喉もすっきりしてくるだろーと、思ったそんな今日は、


「芸術鑑賞」の付き添い。


下見含めてかつて二度しか観たことのないオレがやるのもどーかと思いつつ、事前学習なんちゅのも担当致した。ちゅか致させられた。
モノは、補助金カットの憂き目に会わんとしている「文楽」鑑賞。


人気の演目、三大時代物のひとつ『菅原伝授手習鑑』


だったが、


こいつがどーにも、オイラの気質性格趣味嗜好にそぐわないもので、


悲しいやら 悔しいやら 情けないやらー♪
いじけるなベイベー いじけるなベイベー♪  by Thee Michelle Gun Elephant


と、唄いたくなった。


興味のある向きには調べてもらえばわかるので、詳細は省くが、


要は、


左大臣が目の上のたんこぶとして亡き者にせんと狙っている右大臣のお世継ぎの命を守るため、右大臣への報恩感じる男が、
堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び、涙をのんで、己の息子を身代わりにしてその首を差し出すっちゅ話。


自分の命差し出すのならまだしも、子供の命を身勝手に他人様に差し出すなっちゅの。子供の命は親のものじゃないっつーの。
「封建時代」のことですから、で、片付けないで頂きたい。
それその時代にあっても、「松王丸」とその「妻」がそんなことする必然性が、オレにはまーったく感じられのでした。悪いけど。


気分悪くて、胃が痛くなりにけり(爆)。これが三大名作のひとつですか、あぁ、そうですかって感じ。
どーして、これが人気のある演目なのかが解せぬ。ぬぬぬ。
ま、昔っから『忠臣蔵』にもまったく興味の湧かないオイラですから、「時代物」ちゅの口に合わないのでしょうが、


こんなもんいらーん!


とか言ってると、自分の理解できないモノ気に入らないモノはすべて排除しようとするどこかの封建的な人と同じになってしまうようですが、


「世話物」は好きでっせ。どうせなら、『曽根崎心中』か『心中天網島』が観たかった。


でもって、途中で気付いたんだけど、


そもそも、平安時代に「寺子屋」なんてないっしょ?


あー、この気分の悪さは、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』観た時に似ているぞ。と、思った次第。


そんなこんなで、気色の良くないもの観たからか、


昼になりゃ治ると思っていた喉、イマイチ具合が良くない。帰宅してからカラダも重くなって来た。
試しに熱を計ってみたら、36.8℃とやや高め。


葛根湯飲んではみたが、今からアルコール消毒してやるる(爆)